勝手にっぽう17日目(2016/08/31)
タイ時間午前八時(日本時間午前十時)
時差ボケが治らない+とても暑くて目が覚める=現地時間4時起き。
睡眠時間が8時間に届かないけど暑いから仕方ない。寝たのはタイ時間夜12時。
このころは、4日目に買ったトランプで、留学生だけで毎夜のようにセブンブリッジやドボン、二八、大富豪、じじ抜き、死地並べ、ダウトなどを遊んでいた。他にすることないんだもの。
トランプがギャンブルに当たるため、タイではマイナーなものであるようで、チューターは遊び方を知らなかった。
ちょっと横道にそれるけど、忘れないうちにトランプ*1の話をしておこう。
タイのトランプは、以前述べた通り、日本のトランプに比べたらいくらか正方形に近い。そして、Jokerが4枚入っている。
この4枚のJokerを取り込んだ大富豪やダウト、じじ抜きなどがどうなることか、想像に難くない。我々はJoker四枚入りの大富豪を「乱世」と呼んでいた。
また、トランプで遊ぶ時には必ずお菓子を買っていた。これはまあ年功序列で用意したわけではなく、単純にいろんなお菓子を食べてみようという試みでしこたま買い込んだだけの話である。
飴やらガムやら試しているうちに、ポテチが比較的安定していることがわかった。
安定しているといっても、味付けにムラがあって、しょっぱかったり甘すぎたり。
一週間もしないうちに、夜のお供は塩ポテチとハニーバターチップスになった。
さて、話をもとに戻します。
朝八時に集まってから、テクノエキスポに展示する機材の運搬作業を始める。
このトラックに積み込む。
機材は、二日前の実習でGrand Auditioriumに置いたままなので、そこまで取りに行く。
で、積み込み終わって、お昼ご飯を食べる。
いつもの講義棟の近くのカフェテリアに戻るため、チューターのバイクに2人乗り。
「乗れよ」と眼だけで語る彼女はかっこよかった。けどヘルメット欲しかった。
このカフェテリアは結構広い。
お店もバリエーションがあって、ムスリム向けの料理もある。
GODZILLAというコーヒーショップ。
タイのコーヒーショップはコーヒー専門店とは異なり、品ぞろえ的には日本の純喫茶と同等以上。
冷たい飲み物や氷追加、フラッペなどは追加料金。
昼寝する犬。
ご飯を食べたら、教授の部屋で段取りをみんなで確認する。
この辺を持っていく仕事を与えられた。
いよいよテクノエキスポの会場へ向けて出発。
会場は、Bang Na にある Bangkok International Trade & Exhibition Centre(BITEC)。
チューターの車で移動する。ついでに車の写真を撮る。
このインプレッサが綺麗に見えるのはくっそ暑い日差しのおかげ。
車内温度のことなんか考えたくもなかった。
快晴の青空で、ハイウェイを120km/hくらい出してぶっ飛ばす。
片側4車線、時には6車線ととても広い。
会場は既に準備が進んでいた。ブースとかの仕切りはすでに出来てた。
皆で準備を始める。
この人はYamahaの調律師。がやがやと騒がしい会場の中、耳だけで調律していた。
無事に運んだ。
角が丸いフォントなため、遠目に見ると「ライブ!59」って見える。
某〇〇ライブ!のせいだ。*2
設営もひと段落(というか手持無沙汰)だったので、会場を見て回る。
会場の3分の1はKMITLのブースで、もう3分の1を企業が使い、残りの半分を金融・教育関連のブースが、最後の残りを日系企業が使用する感じ。
日系企業の中に、「なんくるないさー」hogehoge(忘れた)という企業が、えびせんにマヨソースぶっかけた卵を乗っけたエビたまなんたら(忘れた)を売っていて、「沖縄の会社なんですか」と聞いたら「いいえうちは大阪にある介護ホームを運営する会社です」って返されて「???」だった。
BITECではいろんなイベントが併催されていて、全て翌日から始まるそうな。
そのため、準備の段階でおおわらわ。
このブースはKMITLのAAAのブース。
ヘリコプターなのか軽飛行機なのかよくわからない航空機と、戦闘機のダウンスケールサイズを展示するそう。
この航空機はドイツ製で、タイ国内ではまだこの一機しか導入していないそうな。
日本だと航空法上は軽飛行機に分類されると思う。ヘリパッドでの離着陸は法律上出来なさそう。機体的にはできるけど。詳しい人教えてください。
また車。今度は展示車。
Fit。EVですって。ナンバー見る限り4年前の車両っぽい?(多分 "FIT 2012"というナンバー)
かっこいい。2000万円は越えるそうな。リアにでっかいバッテリー積んでる。
タイと言えばトゥクトゥク。ヤクザもマフィアもみんなトゥクトゥク。
新開発、バキュームトゥクトゥク。真空タンクを背負ったトゥクトゥク。
しかしなぜこれにこだわるのだろうか。
KMITLの工学部の展示品。煙草の煙の量を測定し、ヘヴィースモーカーには音声で注意して、喫煙を改善させる仕組みだそうな。
自分たちのブースに戻ってきてみると、ピアノの調律が終わっていた。
早速動作テスト。
ちゃんと動作した。
自動演奏システム。
MIDIの信号を受け取って、ピアノの下部から電子制御して演奏する。
これだけなら仕組みとしては難しくはないが、本来は遠隔地での演奏にリアルタイムで同調して演奏を再現する装置。
さすがに会期中ぶっ通しで誰かに演奏してもらうわけにもいかず、あらかじめ用意したMIDIデータで演奏している。
設営終わり。
手前の胸像は、短髪の草彅剛の見た目の教授。バイノーラル音声を体感するため、耳の部分にマイクを埋め込んである。
外国から招聘されてからこの胸像が作られたことを考えると、結構仕事が早い。
設営が終わるのを待っている間、配属学科の他の教授達とおしゃべり。
タイ語しか喋れない教授とは、タブレットと紙を駆使しつつコミュニケーション。
媚薬とかエネマグラとかのタイ語を(何故か)教えてもらった。別に知りたかったわけではない。ついでにタイの政治(タイは軍事政権)への批難や釧路の場所の話とかで盛り上がった。
準備が完了したところで、教授が僕の歓迎会を行うからお店に行こうと皆を誘う。
Thank you, Asst. Prof. Dr. Pitak Thumwarin!! ありがとうございます教授!
お店はここ。紹介したいけどタイ語だからわからない。
美味しいお店だったから、タイに行ったら現地の人にどうにかしてここに案内してもらうといいかもしれない。
鍋がしゃぶしゃぶ...というかジンギスカンで使うやつに似ている。
真ん中の山の部分で焼いたり、出汁にくぐらせてしゃぶしゃぶにしたり。
以下飯テロ
で、皆でおいしく焼肉食べていると、突然足にモフスルスルという感触。
びっくりして足元をのぞき込むと...
にゃーーーーーーーーーーーー(社会性フィルター)ーーーーーーーーーーーーーん
こいつも野良で、お店にくるお客さんのおこぼれが目当てらしい。
ほかにも、花売りやお菓子売りなどがお店に入ってきて買わないかと言ってくる。
Ayutthaya行った時もいたけど。
チューターに聞くと、「彼ら(彼女ら)は近隣国から流入してきた人間がほとんど」
売り子に小人がいたが、「彼は病気ではなく、そういう民族」と説明された。今の時代、そのような民族は数多いるので、珍しくはない。
タイにもいるとまでは思わなかっただけ。
お肉おいしかった。スープが美味かった。野菜も出汁を吸っておいしかった。
食べてる途中、路肩に止めようとバックいた車が後ろの車と追突事故を起こした。
後ろから男が3人くらいおりてきて、これは荒れるかと思ったら、追突した前の車から男一人と女二人降りてきて、ドライバーが女だったからうやむやに「いや、こっちの車は大したことないから...」という感じで当事者の間で解決したっぽかった。
歓迎会だったので、ご飯代は全部教授達が支払ってくれた。
人の金で食べる焼肉はとてもおいしい。
勝手にっぽう16日目(2016/08/30)
留学に持って行ったカメラ、"CASIO EX FR-10"に興味を持ったチューターが見せてくれとせがむので記念撮影。
(プライバシー保護のため非掲載)
MUSIC ENGINEERING and Multimediaの講義棟のエントランスでいつも寝ている野良犬。
特に害はない。機材の運び出しの時にちょっとたたき起こしてどいてもらうくらい。
たぶん避妊去勢はしてない。している動物見たことない。
ペットとしての犬や猫を見かけない。いるのだろうか。
朝ごパン。朝にこれを食べるのが習慣化した。シンプルゆえにうまい。
なぜかこの記事を書いているいまでも、あのトーストアイスの香りが蘇る。
20バーツ。
いつものようにスワンナプーム空港を望む。今日はよく見える。
スワンナプーム空港の滑走路。こちらは離陸用。
着陸用滑走路はこちらからみて空港の右側にある。空港自体がH型の建物なので、滑走路は空港で分断されている。
管制塔がよく目立つのである。
手前は工学部の建物。工学部と言っても、KMITLには学部が多すぎて何があるのかよくわからない。
スワンナプーム空港から左方向へ視線を移す。
タイには山が少ない(北部の国境地帯にしかない)ため、ほぼ地平線まで見渡せる。
遠くに目を凝らせば山の稜線ぐらいは望めた。
手前には寺院らしきものもうかがえる。
手前の建物の屋根の色。これがタイではベーシックなものっぽい。
空から見たとき、一番多かった。
派手な屋根の寺院。これが一般的。ここにはいく機会がなかった。
右奥には高層ビルもある。
ズームしないで見るとこんな感じ。結構遠い。
遠くばっかり見ていたので、足元にも目を向けてみる。
池がある。池というより、湿地帯だから湿地。池かもしれない。
イグアナぐらいはよく見かける。
その左隣。
手前のモニュメントには「MITSUBISHI ELECTRONICS」とか書いてある。
モニュメント近いけど結局一度も立ち寄らなかった。
眼下のバスケットコートでなにやら不思議な儀式を行っていた。
KMITLには様々な風習や慣例、儀式があり、毎日誰かしら不思議な行動をとる。
この写真の人たちは制服を着ている+男子は黒い革靴、女子は白いソックスなので一年生であることがわかる。
二年生より上の学年は制服を着ない。学科のユニフォームは着る。
そんな感じで先週と同じように午後4時30分から始まるマスタリングの講義を待ちながら、チューターたちと人狼とかやって一日を過ごした。
「これはゲームだから、許せ」
翌日から準備が始まるテクノエキスポというイベントに展示するためのオリジナル電子ピアノ。音色とかは当然変えられる。ピアノの湾曲を再現するのが難しいらしく、ちょっと作りが甘いのはご愛嬌。
夜。
眼下のバスケットコートに人だかりが。
ほとんど一年生。あとは彼らを取り仕切る上級生。
皆座って何かが始まるのを待っている。
この集まりの詳細は結局わからず終いだった。
翌日チューターに聞いても「この学校ではいろんな風習があるから自分たちも知らない」と回答された。
晩御飯は寮チャーハンにありつけなかった(営業時間外)ので、講義棟の近くのセブンイレブンでカニチャーハンを買って帰った。
安定したおいしさがある。
帰り際、「明日からテクノエキスポの準備があるんだけど、一緒に来るか、それともエキスポ終わる日曜日まで自由行動にするか」と聞かれて、それはもちろんテクノエキスポを覗くしかないから「一緒に行く」と答えた。
「よかった。それじゃあ明日朝八時に講義棟集合してくれ」(続く)
勝手にっぽう15日目(2016/08/29)
三度目の月曜日。
今日も元気にライブセッティング。
タイの自転車。日本でも見かけそうな形してるけどなんか違和感が。
朝ごパン。
水はコスパで選ぶとChang一択になる。700㎜7バーツ。
本当は寮の給水機で10バーツ2ℓとかというコスパ最強な選択肢があるのだが、2ℓを持ち運ぶのは辛いし、何より冷蔵庫がないからぬるくなる。
お腹の負担を考えたらぬるい方がよさそうに見えるが、何しろ40℃に迫るのだ。
当たり前だが、水道水を飲むのは危険すぎて試せない。
歯磨き用にもボトルの水を用意しているくらい。水道水でうがいするのは慣れと覚悟(または諦観)がいる。
タイではISUZUが絶好調。日本ではピアッツァも見かけなくなったが、タイでは自国内で製造するD-MAXがある。
今日の実習はこんな感じのセッティングをする。
実習場所はTHAI FAIGHTを見たGrand Auditioriumだ。
いつもの講義棟から機材を運び出して...
早速セッティング。
前回は演者の前に置いていたスピーカーを、2,3個くっつけて吊るす。
で、今回は講師として招かれた人が何人か来ていて...
脇阪寿一っぽい人がいた。
めっちゃ似てるとその時は思った。
たまに教えながらのんびり談笑してた。当然タイ語。うんにゃひ。
お昼ご飯を食べに、大学の外へ。
位置的に構内のカフェテリアより外の方が近いそうで。
就活みたいなことはタイでもやってる。
写真の看板の2559というのは、B.E.2559ということ。*1
A.C.2016 = B.E.2559 = 皇紀2676
タイでは仏暦を採用しているので、西暦に543年足せばいい。
皇紀(西暦+560年)よりは面倒くさい。何が面倒かというと...
ミャンマーやスリランカでは、釈迦が入滅したその年の紀元前544年を仏滅紀元元年(=1年)とする。一方で、タイ王国、カンボジア、ラオスでは、釈迦が入滅した翌年の紀元前543年を仏滅紀元元年としているため、双方の紀元には1年の違いが生じている。それぞれ、キリスト紀元(西暦)に544、あるいは543を加えた値が仏滅紀元となる。 -Wikipediaより
面倒だという話も、西暦ベースで考えるからであって、タイでは仏暦がベースなのだから、それは単なる文化の違いでしかない。
過去の記録を振り返るときなどに、西暦に換算しないといつのことかよくわからないくらいで、特に困ることはなかった。
お昼ご飯に連れて行ってもらったところは、道端の露店。
こんな感じの小さなキッチンで調理している。
水はセルフサービス。タダで冷えた水が飲めるからマシ。
メニュー。値段しかわからない。
注文はチューターに「辛くないの」と注文をつけてお任せした。
出てきたのがこれ。
麺料理。具材すらよくわからない。もやしとエビはわかる。
これが私のおひるごはん。薩摩揚げみたいなのが入ってる。
芋団子みたいな謎の肉団子とか、キノコとかも入ってる。
ビラビラしたのはよくわからない。
スープはたぶん梅ベースの酸っぱいやつ。
口に合わなかった。
残してしまうことに抵抗があるのは、やっぱり日本人だからっぽい。
「美味しかった」とは嘘をつけなかった。
タイの自動車を見ていて気付いたのが、ナンバープレートは自動車販売店が発給してるみたい。
午後もセッティング。
この後四時くらいまで延々とやって、「遅くなるから先に帰っていいよ」と教授に返された。
帰り道に、大学の中央図書館に寄り道した。
とても大きく、7階建て+別棟4階建てという構造。
別棟の二階に日本語書物のコーナーがあった。
カタカナにまでひらがなでルビがふってある徹底ぶり。
晩御飯は寮チャーハン+ポークソーセージ。
安定したおいしさ。
メニューが今まで英語表記の紙だったのに、日本語表記も含まれたラミネートカードが施された新しいのになってた。店員のおっちゃん有能。
ただ、「豚肉のチャーハン」だけで値段違いも含めて4種類あるのはなんなんだろう。
*1:Buddha Eraのこと
筋トレするとポジティブになるって今話題の筋トレ。
今ね、筋トレを友達*1とやったの。
僕は脂肪を燃やして体重を減らしたいから。
友達は筋力をつけて体重を増やしたいから。
で、筋力つかう運動自体が二年ぶりくらいなもんだから、
・腕立て
・スクワット
・腹筋
を10回3セット、インターバル30秒で日課にすることにしたの。
まあ、関節からぽきぽき言いながら、終わってみると汗だくで、腕も膝もプルプルなものなんですよね。
で、ポジティブになるって話題。というか最早常識な筋トレ。
やってみると腹筋が引っ張られて笑いがこみ上げるんでスね。
腹筋が疲れる→笑い出す→腹筋に力が入らない→力入れる→笑いが止まらない→悪?循環
笑いすぎてちょっと気分悪い気もしなくもない。
セロトニンが云々という話も確かだけど、それ以前に「筋肉が俺を笑わせてくる」っていう暴力。
普段から笑えなくなった人も、もしかしたら腹筋が弱くなりすぎて筋肉があなたを笑わせられなくなっただけかもしれない。
20分も時間かからないから、上記のメニューを一日一回から始めてみるといいかも。
筋トレする時間もないとか言い出す人は、今やってることやめた方がいいと思う。
無理しないペースと量を、毎日のんびりとやる。
明るい気分にもなれるし、継続する力もつくし、パフォーマンスも上がる。
一石三鳥。もしくはそれ以上。
いいことしかない。たぶん。
*1:その友達の自慢なんだけど、北大を滑り止めにして神戸の数学科に受かったの。すげぇできる奴。
勝手にっぽう14日目(2016/08/28)
二回目の日曜日。前日に引き続き、皆でお出かけ。
アニメイトの店員に教えてもらったアニメイベントを見に行く。
正確には、大学で見かけたポスターを頼りに聞き出した。
場所は国立美術館。ナショナルギャラリーとgoogle先生には案内されるが、それだとイギリスにあるやつと紛らわしい。
Siamからバスを使うルートをgoogle先生に案内されるが、タイのバスは行き先と経路と時間がわからない(知らないのではなく知る術がない)ので、前日使った安心感からタクシーを使うことに。
タクシーの乗り方は、日本とは違う。
捕まえた後、乗る前に行き先を告げる。ドライバーがいける場所なら乗せてくれる。
ドライバーの中には渋滞する道や時間を嫌って乗車拒否する輩もいる。
なので、まずは行き先を伝える。国立美術館だから知らないはずがないと思っていた。
ところが、一台目に捕まえた緑と黄色のツートンカラー(以下法人タクシー)の運転手は行き先を告げても場所がわからない。地図を見せても行き方がわからない。
したがってダメ。
二台目のタクシーも(見た目は)法人タクシーで、行き先を告げて地図を見せると乗せてくれたが...
こいつメーター回さねぇ。
MR. TRINTANA
タイでは、メーターで料金を算出するよう法律で義務付けられている。
が、違法に料金を提示し、メーターを回さないドライバーがいる。
しかもこいつ、法人タクシーのドライバーだ。
サイアムから国立美術館まで、100バーツとられた。(適正料金63バーツ)
そしてついた国立美術館。
日本のマンガ・アニメ・ゲーム展。
入場無料。
午前中だったからか人はまばらだった。
展示品の内容は、以前に乃木坂の国立新美術館で行われていた同じイベント展。
タイ語での案内があることと、スケールダウンしていること以外は同じだった。
出口のアンケート調査(タイ語/英語)に頑張って答えて、ガチャ引いてオリジナルTシャツゲットした。
美術館を後にし、周辺をちょっと川の方へ歩くと、タクシーとかトゥクトゥクのドライバーに「どこ行くの、そっちは見るところ何もないよ!」と英語で話しかけてくる。
川っぺりを下っていくと、道の突き当りが外国人学校みたいなところだったので、引き返してMBKにいくことにした。
ここでまたタクシーを捕まえて、行き先を伝えてメーターで料金を計算するか聞いた。
一台目はメーターをつけてない個人タクシーだったのでパス。
二台目がピンク色のランエボⅣのタクシー(こういうのが本当にいるとは)で、個人タクシーだったけどメーターついてたから乗ってしまった。
MR. WICHIAN
こいつメーターを不正に取り付けてて、正規の料金ペースをはるかに上回る勢いで寝あがっていく。3㎞も走らないうちに270バーツを越え、メーターの料金を尋ねたら、
「250バーツでどうだ。俺はタクシーマフィアじゃない。マフィアかトゥクトゥクなら500バーツだぞ」
とか。マフィアはお前だろと内心思わなくもなかった。(適正料金75バーツ)
ただ、エボⅣを駆るだけあって、道交法なんてものは何一つ守らない。
大型トレーラーだろうがバスだろうが原チャリだろうが煽りまくってぶち抜く。
道幅いっぱい使って目的地へ最速でぶっ飛ばす。ネタかよ。
直管マフラーから唸るターボの過給機の音。バックファイアの音。柿本改。
MBKでお昼ご飯。「カツカレーがいい!」とゴネた。
もちろん日系飲食店。
甘くない緑茶は神。
あとはまあお店を見て回って適当に過ごして帰ってきた。
Lat Krabang駅の下。
ARLが4階建ての高架駅なので、下は駐車場とかタクシープール、バンの乗り場などになっている。
ちなみに。
☝法人タクシーのカラーリングはこれ。
これ以外のタクシーは全て個人タクシー、または個人タクシー協同組合のタクシー。
日本のタクシーと違って変なのもいるいる。
タクシーの話をすると、個人タクシーのヤバさが際立つ。
タクシーをドライバーにレンタルする業者がいるのだ。
なので、車を一日借りて日給を稼ぐドライバーもいる。
つまり、本職は別なドライバーがいるのだ。
道も地元以外よくわからないというドライバーもいる。
地元でも自分が普段通る道と店しか知らない輩もいる。
怖いぞ~コレ。
勝手にっぽう13日目(2016/08/27)
今週の月曜日(11/07)に学内で留学報告会があったのだけれども。
発表時間20分とか聞かされてたのに7分も話さないうちにまとめられた。
結局ほぼ何も話してないに等しい。
国際交流部長の先生には恐らく失望されたと思う。締めたのあの人だけど。
まあ、1か月間の出来事を1日分ずつブログに書くから許して。
後でこのブログ学校にタレこんで白日の下に晒していいから。
さて、8月27日は2回目の土曜日。
寮の近くで日本では売っていないらしいマツダ車を見かける朝。
土曜日だからみんなでお出かけ。
先週は大学の真ん中東寄りにあるสถานีรถไฟหัวตะเข้(フアタケー一等駅)から7バーツ払って กรุงเทพฯ(クルンテープ駅)まで乗りとおしたけど、今回は最適化した。
Hua Takhe駅の一つ西隣、大学の真ん中西寄りにあるプラチョムクラオ停車場*1から無賃上等で乗り込み、そこからさらに一つ西隣のสถานีรถไฟลาดกระบัง(Lat Krabang 駅)でARLに乗り換え。
止まってりゃどっからでも乗り降りするんだ。
日本語表記:ラートクラバン
タイ語発音:ラカバン
ここからはエアコンの効いた、ドイツはシーメンス社製の車両でPhayathai駅まで。
自動運転で、運転席には車掌が座っているだけっぽくて驚いた。
が、タイ人に日本並みの停車技術があるか考えたら自動化も止む無しかと思えた。
国鉄ですら最後尾の車両の乗降口がホームにかかってりゃいい感じだし。
で、Phayatai駅に到着。
ここはARLとBTSのターミナル駅なので賑わいはあるが、国鉄では停車場以下の駅ですらないよくわからないところ。
その日の換金レート(とある換金所)
1,000円単位だと0.3370
10,000円札だと0.3375
1,000円札を細切れに持ってきたせいでちょっとレートが低かった。
換金したのち、BTSに乗車。
BTSも、駅のシステムはドイツのモノだが、車両はドイツのシーメンスと中国のどこかが別々に納品したっぽい。
ヨーロッパ車なので椅子は硬いプラスチック。
日本人街の近くにやってきた。
駅から日本人街とは逆方向に進んで散歩して、そこで見つけた雑貨屋に入った。
タイ語のアルファベットが全部プリントされたバッグ。
これでタイ語の文字が全部書かれているかというと、そうでもない。
まだ文字がある。
お店で買い物したらサービスで通りまでトゥクトゥクで送ってくれた。
トゥクトゥクって、意外とターボパワー絞りだして走ってる。
お昼時なので日本食が食べられるというお店へ。
・銀ダラみそ漬け定食 280B
・ビーフコロッケ定食 200B
・豚しょうが焼き定食 200B
・やきそば おにぎり 200B
・うな玉丼 280B
・コロッケカレー 200B
たぶんそう書いてある。
頼んだのはうな玉丼。
タイで食べれる味噌汁は基本赤味噌。
コメも日本米。
食べ終わってからお店の周囲を観察すると、魚沼産コシヒカリを仕入れてる米屋があった。お値段は10㎏で5,800円。日本で買うよりよっぽど高い。
食後に出てきたコーラが、コカ・コーラより炭酸が薄くて辛かった。
コカ・コーラはないのだ。
午後は高級デパートへふらりと。
青透過なエレベータ。
乗り込んだら中で鳥の鳴き声が再生されていた。
タイの百貨店の多くは出入り口でセキュリティチェックがあるんだけど、まあ緩い。
手荷物見せていたのも最初のうちだけ。
後はゲート素通りするようになった。
デパートの中の紀伊国屋で英語版のジャンプ漫画見つけた。
お値段340B(およそ¥1125) とても高い。
駅の近くの風景。いかにもタイっぽいと言われればタイっぽい。
この観覧車の意味のなさ。小さすぎる。
そこは恐竜のテーマパーク。
ほら、スーパーサウルスかブロントサウルスっぽいのとか、見えるでしょ。
Siamに戻ってきて、別のデパート。
光ってますねぇ。特に言うことはないです。
Siamから大分歩いて、アナログゲームカフェのあるモールまで来た。
隣の土地は絶賛工事中。
重機とかよく見ると日本語。
ぽっかりとあいたようにてるから広がってる。
ここで、タイで初めてのタクシー乗車。
下が緑色、上が黄色のツートンカラーのタクシー。
料金表がついてたからまた乗るときのために撮っておいた。
これが後々役に立つことになる。
MBKに戻ってきて、館内を散策中...
テンション上がったけどお値段見ると秋葉原の方が安い。
アニメ系イベントの情報を聞き出すために立ち寄ったアニメイトバンコク店。
ナショナルギャラリーでやっているイベントには翌日行けばぎりぎり間に合う事は先週からわかっていた。
当然のように、先輩はゲーセンで音ゲー。
当然のように晩御飯は8番らーめん。
タイの飲食店では、水もストローで飲む。
食器を口に付けてはいけない習慣があるので、気を抜きすぎると忘れる。
夜になり、国鉄は終電が既に出た(5時台に最終列車が出る)ので、バン(乗り合いタクシーとかラングとかいろいろ言われてるやつ)で帰ることに。
Lat KrabangまではARLに乗って帰る。
Lat Krabang駅は、空港の滑走路の直線状にあるので、真上を着陸する飛行機がよく通過する。
これはジェット機。
真ん中がスワンナプーム空港。
これはたぶんB737
こっちの方がもうちょっとしっかり写ってる。
駅の売店でココアミルクティーを買った。35B。
ココアって可可奶と書くんですね。
中国語で「奶」はミルクのこととあります。
心愛とか名付けてる人、こっちの方が正しい漢字ですよ。
もう一つの売店で売ってるワッフル。
あったかくて少し甘くておいしい。16B~
MBKだけでも結構広くて、日本に帰るまでにすべてを見て回ることは不可能でした。
不思議なものもたくさんあった。
勝手にっぽう12日目(2016/8/26)
そろそろ講義も一周回った金曜日。
テレコムの講義。
あぁ^~文字読めないんじゃぁ^~
ここは印刷とか学生の事務作業用のコワーキングスペースのような所。
課題の回答とか、レポートの提出とか、成績表のプリントアウトもここでやるみたい。
お昼ご飯。トマトケチャップライスに目玉焼きとフライドチキンとウインナー。
スープもご飯もおいしかった。これは当たり(カロリーを考慮しなければ)。
おやつのケーキは35バーツ(約103円)。
ホール買いしても700円くらいと考えると相当安いのではなかろうか。
午後の授業。
グループワークで作曲したり編曲したり。
どこかのグループに入れられて、教授に指名された人が何かについて他のクラスメイトに説明をしていたのだけれども、全部タイ語だからうんにゃひ。
またまたスワンナプーム空港を望む。
H型の空港で、滑走路がでかくて広い。
B737とかA380とかの大型機とか4発機とかよく見かける。楽しい。
手前の木の部分辺りまでが大学。木の後ろの写真中央の建物が職員官舎(コンドミニアム)。
これは着陸する飛行機(だったはず)。
ジェットエンジンの音が10分に2回くらいはよく聞こえる。
たまにプロペラ機も着陸する。
開校記念日で機材を使用したり、THAI FGHITで機材を使用したので、通電チェック。
両端をチェッカーに接続し、ビープ音がなればOK。
学部が入ってる建物の屋上。スワンナプーム空港を望む。
ここでは隠れ喫煙家(学生)が煙草を吸ってる。
私?未成年だし?吸わないよ?
日本から持ってきたココアシガレットですよ?お土産に3箱あげました。
カメラでちょっと拡大して撮れば、空港からこんなに近い。
KMITD(ドンムアン校)も、ドンムアン空港に近い所に建っている。
それを知ることになるのは、そこからやってきた東海大の教授に会う時である。
同居人が寮の部屋の鍵を持っているので、受け取りに配属先へ。
パッと見かっこいいんだけど、よく見るとよくわからないやつ。
そのまま留学生で晩御飯へミリオンチャレンジ*1。
おかしい。俺はすき焼きを頼んだはずだ。
なのにこれはなんだ。チゲ鍋じゃないか。辛いし。
ドリンクで頼んだ謎のジュース。
ペットボトルごと提供される。
変な甘さだけが残った。
ミリオンチャレンジをやると、「タイ人は調理レシピという概念がないのではないか」と疑いの目が強くなる一方。
毎日のご飯も、寮チャーハン以外は結構疑問符がある。
とりあえずすき焼きと称してチゲ鍋を提供するのは最早詐欺。
他の留学生は結構安牌そうなカルボナーラを注文したんだけれど、
その感想は「味しない」の一言だった。
注文するときも、卓に置いてある注文票に自分で書き入れて店員に渡すスタイル。
北海道だとなごやか亭に近いシステム。
しかし、日本語はともかく英語を読める店員がいないので(メニューは英語表記もある)、頑張ってタイ語で書くことに。
タイ語がところどころ面倒だという話はまたその時。
*1:※ミリオンチャレンジとは、大学構内にあるレストラン「ミリオンなんちゃら」で、メニューから食べられそうなものを選んで挑戦するという誰も幸せになれないイベントである。