JGLとCEDEC
この間、ジャパンゲーマーズライブとCEDEC2014に行ってきた。
ゲーマー(消費者)側から見るゲームと、開発(供給者)側から見るゲーム(CEDECは少し異なるが)。
JGLは中途抜けしてしまったけども、終始を見た。
洗濯祭参加した。
しかし、JGLはあくまでユーザー側の祭典。
こちらばかりではいけない。
そこでCEDEC。(レギュラーパスのお値段高ぇ...)
CEDECはコンピュータエンタテインメントの祭典。
業界の各社に限らず、画像・映像系研究をしている大学や、
ニコニコ動画で有名な「Hanautau」の作者も発表にやってきた。
個人的に収穫の大きかったのは、至極当然だけれども、CEDECである。
興味深い発表がとても多かった。
例えば...
・早稲田の院生さんたちが発表していたC++プログラミングライブラリ
これにより短く簡潔にコードを書けるそう。
Kinectの可視化を記述するのに14行で済むとか。
見せてもらったコードはこんな感じ。
Voriadic templates
Println(L "Hello", 1+1, Pi);
これでHelloが出力されました。本当に短い。
・HEARTLAND.DATA Co.Ltd の動的テストツール
デバックを動的に行い、その過程を可視化するテストツール。
コード全体の実行率が関数毎など、細かく見れる。
我が大会長にもお薦めしたい一品。
・ZENRINのモデルデータ
ニュース - [CEDEC 2014]秋葉原に立つクエリちゃん、歌い踊るユニティちゃん――ブース展示も盛況:ITpro
先日Unityで利用できる秋葉原のマップデータを公開したZENRIN。
ブースの人とのお話で、「Unityが今後のゲーム開発に大きな影響を与えることは絶対だ」と仰っていました。
・株式会社CRI・ミドルウェア
展示されていたミドルウェアに感動した。
実績を聞いて更に驚き。(某スク●ア・エhghgのアプリを半分以上軽量化)
秘訣は独自圧縮コーデックにあるとか。
学生向けの商品も用意しているとのこと。
・ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社
ユニティちゃんかわいい
Unityのプラットフォームの幅広さに感服。
KinectやOculus Riftなどを使える。それだけでも感服。
今後は、「EVERYPLAY」を利用したゲームのアドバタイズなどが広まりそう。
Oculus Riftを使った、「Unite in the sky」(多分これだったはず)のライブも体験した。
かわいい。
ついでに布教↓
DIVERSE DIRECT | UNITE IN THE SKY
講演なども聞きたかったけど、Expo Passじゃほとんど無理(;A;)
そこはニコ生でカバー。
「艦これ開発のエトセトラ」 ...聞きたかった。
CEDECに行って感じたことは、
「技術的革新は、既存の技術でもできる」ということ。
新技術の開発だけでなく、既存技術を組み合わせた新エンタテインメントもあった。
これは、発想次第でエンタテインメントは大いに盛り上がるということ。
参加できてとてもよかった。
新たな発想を得ることもできたので、大☆満☆足。
来年もまた行く。